オート先生の総回診(テーマ:最短撮影距離、水滴、スポット光)

 栃木県のサトーカメラ宇都宮本店さんよりYouTubeで配信されている、オート先生の総回診。ツイッターでハッシュタグ、#オート先生を付けて、テーマにそった写真を投稿すると、毎週月曜日の9時から投稿された順に講評いただけます。

 生配信を見ていると、オート先生も中の人と呼ばれているナビゲーターの方も、またコメントを寄せる参加者もとても楽しそう。写真で参加するともっと楽しそうだったので、自分も参加するようになってから十数回。自分が何を出したか?思い出せなくなってきているので、講評していただけたKarteナンバーも含めて、まとめておくことにしました。

オート先生の総回診

オート先生の総回診:テーマ「最短撮影距離」

 今回のテーマは最短撮影距離。マクロレンズを使用した等倍で写し出したような画が思い立ちますが、画作りと言う意味でもっと深い意味もありそうなのでズームレンズも封印し、焦点距離135mmの最短撮影距離にチャレンジしてみました。

ビオウヤナギ

オート先生の総回診:テーマ「最短撮影距離」

SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135 ZE
f/2、1/1600sec、ISO-100、WB-5100K

 タイトルはビオウヤナギです。マクロスライダーも使用し撮影。あのラインはここに収り…、あの葉はここに収り…。
結局被写体探しに時間を要し、ある程度納得の画作りまでに3日この場所に通いました。難しすぎる。

オート先生の総回診Karte150

ビオウヤナギの登場は01:57:34から

 背景処理や手前に前ボケを入れるなどすると良いと言うアドバイスをいただきました。実は提出した画が偽装なしの画で、少々強引ですがボケをプラスした画を三脚を据えているので撮っていました。画角の中に他の花を伸ばして入れ込み前ボケに、後ろボケにも蕾を動かしてもう一つ入れ込んだ写真が下部です。講評で主題の花に被っているとされた蕾は、自分の中でギリギリかわせたと判断していたのでそのままです。開放の被写界深度に雌しべのピントを入れたかったので角度は変えられません。

ビオウヤナギ前ボケ入り

オート先生の総回診:テーマ「水滴のある情景」

 今回のテーマは「水滴のある情景」でした。水滴のある風景ではなく情景となっていたところに、皆さん同様難しさを感じていました。と言うか、そもそも雨があまり降らない梅雨だったこともあり、ギリギリの撮影となりました。

男梅雨

オート先生の総回診:テーマ「水滴のある情景」

SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135
f/4、1/50sec、ISO-100、WB-4600K

 題して「男梅雨」です。男梅雨の紫陽花としたかったのですが、関係ないのに季重なりが妙に気になって…(笑)。梅雨入り後、雨が降らず…。ようやく降った後の晴れ間で撮影。あの萼(がく)とあの萼(がく)と葉の不等辺三角形でピント。水滴のプルプルを表現しました。twitterは文字数の関係でルビがふれなくて申し訳ありません。

オート先生の総回診Karte154

男梅雨の登場は01:10:28

 開放よりも画質の良いf/4の画を回診いただきましたが、やはりオート先生の回診もまさにそこで、見せたいポイントが被写界深度が深くて目移りしている。はっきりさせた方が良いのではとアドバイスいただきました。迷ったんですよね~。開放も良かったので…。開放の方がやはり見せたい部分は明確でした。

男梅雨の開放

SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135
f/2、1/200sec、ISO-100、WB-4600K

オート先生の総回診:テーマ「スポット光」

 今回、オート先生の総回診のテーマは「スポット光」でした。ちょうど鉢で購入してきたサンタンカを軒先に出し水を上げたら、木漏れ日を浴びたところが綺麗でした。

サンタンカ

オート先生の総回診:テーマ「スポット光」

SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar 2/50 ZE
f/8、1/25sec、ISO-100、WB-3600K

 題して「サンタンカ」です。対比としてのアンダー部分をこの画よりも広くとっていたのですが、寄った時に見えたラバットメントが気持ち良く結果ハーフマクロ最短撮影距離。

オート先生の総回診Karte118

サンタンカの登場は00:56:18

 光の道筋が見え、三色に抑えられた綺麗な写真とお褒めの言葉をいただいた後で、辛口希望と言うことで寄ったことでスポット光感が薄れ、花と水滴が綺麗となってしまった。辛口で言えばテーマ外です!。というアドバイスをいただきました。

 いつもどうなんだろう?と気にしているところをズバッと指摘していただけます(笑)。この画は花と水滴の美しさに囚われ、RAW現像でハイライトを抑え、シャドゥを持ち上げておりました。ラバットメント構図をそのままに、よりスポット光と言うテーマを意識してRAW現像し直したのが下記です。

サンタンカRAW現像直し

 またラバットメント構図のラインを入れた画像も載せておきます。

ラバットメントライン

オート先生の総回診(サトーカメラ)チャンネル

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