我が家の玄関先は、山茶花に始まり、梅、沈丁花ときて現在は木瓜(ぼけ)が満開となりました。昨年は赤の方しか撮らなかった記憶ですが、朱色が何とも綺麗に見えました。この色を表現できるかのチャレンジです。
木瓜(ボケ)(Japanese quince)
例によって何科の植物かとかは専門サイトに譲るとして、写真的にはどんな構図で見ると落ち着くのか?を考え、撮影しました。ボケだけに洒落で玉ボケを入れた画や、雨の日の画、といろいろ撮りました。朱色を活かすため、背景を暗く落としつつ、もっとも発色良く感じるのは果たして…。
木瓜(ボケ)全景
SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZE
f/5.6、1/125sec、ISO-100、50mm、WB-4400K 2020-03-17
全景と言うか、いわゆる引きの画ですが、全体の流れなども意識して撮影したものの、やはり一番難しく感じています。主題は上を向いているあの子ですが、全体が散漫に感じます。主題、副題に確実にピントを合わせ、開放で後はぼかした方がまとまったかもしれません。この範囲を写すのであれば、135mmのアポゾナーだったか。家の中に入ることになりそうですが。
木瓜(ボケ)透過光
SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZE
f/8、1/125sec、ISO-100、50mm、WB-4400K 2020-03-17
木瓜(ボケ)の「らしさ」はこの花弁の離れた感じですよね。一枚の画に花、蕾、葉を配したい症候群なので、こんな構図になっています。透過光でどこまで色を表現できるかのチャレンジですが、レンズのおかげでそこそこ出ていますが、まだまだこんなものではなさそうです。
木瓜(ボケ)玉ボケ
SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8 C MMJ
f/2.8、1/100sec、ISO-100、60mm、WB-4800K 2019-03-20
昨年撮影してボツにした玉ボケの入った赤い方のボケです。「どうやぁ、見ろ!このボケっの花と玉ボケ」と題して撮影しましたが、主題が玉ボケになってしまいました。
木瓜(ボケ)雨上がり
SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/100 AEJ
f/8、1/3sec、ISO-100、100mm、WB-4400K 2020-03-04
咲き始めの頃に撮影した、雨上がりの木瓜(ボケ)が結局一番気に入りました。思っていた朱色にもっとも近く、色的には美しく取れたのではと思いますが、100mmマクロに慣れていないからか?、レンズの特性か?、ピント面のしゃっきり感に欠けているような柔らかい画となっています。同じヤシコンでも60mmのほうだったらどうなっていたか。後悔先に立たず。
後悔先に立たず。最初、「後の祭り」と書いて「ん?」となり誤用に気が付きましたが、日本語は難しいですね。
木瓜(ボケ)(Japanese quince)の自己添削
結局、雨の日に撮影した画がもっとも気に入りました。独特の澄んだ色が出るような気がします。ピント面が上の蕾にもいくように、もう少し下から撮影すれば良かった。ピントさえ決まれば、f/5.6かf/4でも良かったような。
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