サンタンカ・スーパーキング（Chinese ixora ‘Super King’）6月から紫陽花のようにドーム状に咲く赤い花の撮影

　いつもの花屋さんではなく、ホームセンターで見つけたサンタンカです。ちょうど水やり後だったようで、その水滴の付き方が写真的に気に入りました。最後の方に自宅での水やり後をUPしているので、お楽しみください。

サンタンカ・スーパーキング（Chinese ixora ‘Super King’）

　鉢で購入してきましたので撮影場所は自宅です。例によって何科の植物だとかは専門サイトに譲ります。

サンタンカ（Chinese ixora ）全体像　2021/07/19
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T*2.8/60 AEJ
f/4、1/45sec、ISO-100、WB-5000K、AE+22、EV±0

　花姿はドーム状で、紫陽花のようにピント位置に迷うタイプです。この画の場合はあのトキントキンの蕾に目が行くので、そこに合わせました。

サンタンカ（Chinese ixora ）白背景　2021/07/19
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T*2.8/60 AEJ
f/4、1/50sec、ISO-100、WB-4600K、AE+22、EV+0.3

　白背景も嫌いではないのですが、逆光の撮影はどうしても赤の色が薄くなりますね。彩度を上げる仕上げをしたりしますが、今回は霞みの除去程度の仕上げとしました。

サンタンカ（Chinese ixora ）スポット光　2021/07/19
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar 2/50 ZE
f/4、1/100sec、ISO-100、WB-3600K、AE+10、EV-1.7

　今回のメインとなります。花弁が水をはじくので、綺麗な球形の水玉が乗っています。スポット光と言うお題をいただいて撮影したもので、当初この画よりも引いて暗い部分がもっと多かったのですが、寄った時にラバットメントラインに綺麗に乗っているのがあまりにも美しかったので採用しました。

　SONY α7Ⅲはモニターのグリッドラインとして6:4の分割ができます。これのメリットはスクエア画角を想定しやすいことなのですが、ラバットメントラインの交点も見えるので気になってしまいます。素晴らしい構図ですが、気にし過ぎないようにしなくては。

サンタンカ（Chinese ixora ）ハーフマクロ　2021/07/19
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T*2.8/60 AEJ
f/8、1/6sec、ISO-100、WB-4800K、AE+1、EV±0

　ハーフマクロ領域まで寄ってみました。花弁のテクスチャーが出てきて気持ち良いです。

サンタンカ（Chinese ixora ）フルマクロ　2021/07/19
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T*2.8/60 AEJ
f/8、1/4sec、ISO-100、WB-4800K、AE+2、EV±0

　ついでと言うかおまけのフルマクロ、マクロスライダーも使用し最短撮影距離まで寄ってみました。この距離で画作りできれば良いが、最短撮影距離ありきではなくなってきています。虫さんの目とか蜘蛛とかはさらに踏み込んだ2倍マクロとかも面白そうですが…。

　当初、もう一つ引いた画を全体像として採用していましたが、気に入っていないのでやめました。やはり引きの画に課題が残っています。広角が難しいと感じているのも同じ理由でしょうか？。今後は、全体像（引きの画）にも時間をかけたい。

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