何だ?この万年筆のペン先のようなシベは!。といつもの花屋さん(南坊園)で見つけた、デンドロビウム響。根がビロビロ出ていたので、蘭の種類であることは何となくわかったのですが、初めて見る花でした。
デンドロビウム響(Den Hibiki)
鉢で購入してきましたので撮影場所は自宅です。例によって何科の植物だとかは専門サイトに譲ります。
デンドロビウム響(Den Hibiki)全体像
デンドロビウム響(Den Hibiki)全体像 2021/09/19
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar 2/50 ZE
f/11、1/20sec、ISO-100、WB-4600K、AE+16、EV-1.0
はい、いつもの図鑑写真です(笑)。いつも感じる引きの画の難しさですが、一応葉の流れからフィボナッチの曲線で主題に収束するように配置しました。f/11まで絞り極力全体を見せるようにしました。
デンドロビウム響(Den Hibiki)中・遠景
デンドロビウム響(Den Hibiki)中・遠景 2021/09/19
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T*2.8/60 AEJ
f/2、1/2000sec、ISO-100、WB-4500K、AE+8、EV-2.0
葉の光沢が美しかったので、もう一枚引きに近い画。開放で絞り優先オートから二段分露出を落とし、背景を落としています。しかし折角の開放。点光源を入れ玉ボケを演出しても面白そうです。この花は長く楽しめるそうなので、後日チャンスがあればチャレンジしてみます。上の全体像と比べるとあえて真逆の開放。三つのオレンジ色の万年筆のペン先にピントで後は成り行きです。
デンドロビウム響(Den Hibiki)中景
デンドロビウム響(Den Hibiki)中景 2021/09/19
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T*2.8/60 AEJ
f/16、1/20sec、ISO-100、WB-4250K、AE+6、EV-1.0
花部分の全体像と言うことで、中景です。この花のイメージがもっとも伝わるように、限界まで絞っています。f/22まで絞ってもあきらかな小絞りボケはない素晴らしいレンズですが、厳密にはこれでも落ちているのでしょうね。本来ならf/11までに収めることが多いです。
デンドロビウム響(Den Hibiki)中景開放 2021/09/19
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T*2.8/60 AEJ
f/2、1/1250sec、ISO-100、WB-4250K、AE+6、EV-1.0
被写界深度が深くても、ピント位置は明らかなので、厳密に三つのペン先に合わせています。開放の方が見せたい部分は明確で、それが作為的にも見えます。これも面白いので、開放の画も置いておきます
デンドロビウム響(Den Hibiki)Abstract
デンドロビウム響(Den Hibiki)Abstract 2021/09/19
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar 2/50 ZE
f/4、1/100sec、ISO-100、WB-3600K、AE+10、EV-1.7
ここまで寄ると、三つのペン先にピントを厳密に合わせるのも容易ではなくなってきます。マクロスライダー様様です。
この画が今回のメインとなります。この花を見た瞬間にイメージした抽象的な画に仕上げたつもりですが、まだまだこの花の美しさの可能性はあるように思います。今後も追及できればと思います。
デンドロビウム響(Den Hibiki)マクロ
デンドロビウム響(Den Hibiki)フルマクロ 2021/09/19
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T*2.8/60 AEJ
f/11、1/8sec、ISO-100、WB-4100K、AE-3、EV-1
マクロスライダーも使用し最短撮影距離付近まで寄ることで、あの可愛らしい蕾を主題にできました。
デンドロビウム響(Den Hibiki)自己添削
マクロ以外のほとんどが三つのペン先ピント。撮影者は自分で異論は認めんと言いたいところですが、他にもこの花の美しい部分はありそうです。これらの画の撮影から一週間、最後に紹介した蕾は、まだそのまま蕾です。まるでそこだけ流れる時間が違うよう。その分違う表現もできると思うので、追記いたします。
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