ノゲイトウという種類だそうで、ロウソクのように穂先の赤から銀色に変わっていく、猫じゃらしのような姿の花です。花屋さんでひと際めだっていたので、鉢で購入してきました。
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)
鉢で購入してきましたので撮影場所は自宅です。例によって何科の植物だとかは専門サイトに譲ります。
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)全体像
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)全体像 2022/10/02
SONY α7Ⅳ
SIGMA MC-11
Carl Zeiss Makro-Planar 2/100 ZE
f/8、1/2sec、ISO-100、WB-4450K、AE+26、EV-1.0
背景にレフ板の裏の黒を使用。いつもの窓際で左からの自然光。背景処理の必要はないのですが、引きの画作りは難しいですね。
lightroomのRAW現像で、ハイライトを抑え、シャドゥを持ち上げています。
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)俯瞰
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)俯瞰 2022/10/02
SONY α7Ⅳ
SIGMA MC-11
Carl Zeiss Makro-Planar 2/100 ZE
f/11、1sec、ISO-100、WB-4450K、AE+24、EV-1.0
葉の様子がもっともわかりやすい俯瞰ですが、葉よりも上にロウソクのように伸びる花姿なので、葉にピントはいっていません。少しでも様子が判るf/11。
lightroomのRAW現像で、ハイライトを抑え、シャドゥを持ち上げています。シャープネスはマスクを70で輪郭にかけて、60まで上げました。
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)ミドルレンジその1
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)ミドルレンジその1 2022/10/02
SONY α7Ⅳ
SIGMA MC-11
Carl Zeiss Apo-Sonnar 2/135 ZE
f/16、1.6sec、ISO-100、WB-4450K、AE+20、EV-1.0
あの「ねこじゃらし」がもっとも判りやすい横からのある程度寄った描写は、やはりカリッカリまで絞りたくなります。同様の画角でf/8、f/11、f/16と写して、後で800倍ほどで確認いたしましたが、小絞りボケは確認できなかったので、f/16を採用。
現像方法は上記とほぼ一緒で、lightroomで、ハイライトを-67まで抑え、シャドゥを+67まで持ち上げています。シャープネスはマスクを70で輪郭にかけて、60まで上げました。
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)ミドルレンジその2
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)ミドルレンジその2 2022/10/02
SONY α7Ⅳ
SIGMA MC-11
Carl Zeiss Makro-Planar 2/100 ZE
f/4、1/8sec、ISO-100、WB-4600K、AE+17、EV-0.7
絞った描写が多かったので、あえて奥の花と分離が期待できるf/4あたり。背の低い左手前の二本にピントで、絡むようにカーブし前に出てきている背の高い子までの被写界深度で。しかし今見るとカーブの子の主張が強いので、その子ピントだったかと反省。
現像方法は上記とほぼ一緒で、lightroomで、ハイライトを-67まで抑え、シャドゥを+67まで持ち上げています。シャープネスはかけていないので、Lightroomデフォルトの40と思われます。
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)マクロ
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)マクロ 2022/10/02
SONY α7Ⅳ
SIGMA MC-11
Carl Zeiss Makro-Planar 2/100 ZE
f/2.8、1/15sec、ISO-100、WB-4200K、AE+11、EV-1.0
マクロとしては自分には珍しくあまり絞っていません。背景(後ろボケ)と淵(前ボケ)を同色で溶かし、2本の被写界深度を稼ぐためのひと絞り。f/4の描写は残念ながら前は良かったのですが、後ろが少々うるさくなりました。それでも50mmのマクロプラナーよりは良かったので、これを採用。
現像方法は上記とほぼ一緒で、lightroomで、ハイライトを-67まで抑え、シャドゥを+67まで持ち上げています。シャープネスはかけていないので、Lightroomデフォルトの40と思われます。
セロシアダークカラカス(Silver cock’s comb)自己添削
比較的長く持つ花のようなので、チャンスがあれば、さらに探った撮影をしてみたい。しかしおそらく先端に比べて下部はどんどん色が抜けてくると思われるので、追記はできないかもしれません。
全体的に光沢のある花は、白飛びを防ぐ撮影をしていますが、それでも妖しい部分があるのが、この花の難しいところですね。花姿的にもアングルの難しい花でした。
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