淡き光立つ俄雨(にわかあめ)いとし面影の沈丁花(ちんちょうげ)。大好きなユーミンの「春よ、来い」の歌いだしで有名です。花好きな母のコレクションの一つ、玄関脇に咲いている沈丁花(じんちょうげ)Daphneを撮影しました。ちんちょうげも間違いではないようですが、少数派なのか?。
沈丁花(じんちょうげ) Daphne
例によって何科の植物かとかは専門サイトに譲るとして、写真的には前回紹介したカランコエ同様、小さな花が密集して咲くのですが、半球状なのでピントの幅に困る被写体でした。どう写すと気持ちが良いのかを探りながら撮影しました。
沈丁花(じんちょうげ)全景
SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8 C MMJ
f/8、1/80sec、ISO-3200、60mm、WB-4500K 2019-03-10
俄雨が振った後の沈丁花です。この時期になると満開を迎えますが、いつも帰宅時、心地よい香りに癒されてます。
まずはこの中のこんもりとしたイイ感じのグループに寄ってみました。
沈丁花(じんちょうげ)マクロ
SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8 C MMJ
f/8、1/200sec、ISO-400、60mm、WB-4500K 2019-03-06
さすがに近接は寄っただけピントの合う幅が極薄なので、ある程度絞ってめしべから花弁くらいまでは幅をとりました。その分後ろは多少うるさくなりますね。
沈丁花(じんちょうげ)マクロ開放
SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8 C MMJ
f/2.8、1/200sec、ISO-100、60mm、WB-4500K 2019-03-06
たまには開放で、背景をうまくぼかせないか探ってみました。花が平面で背景との差があれば楽ですが、なかなか大変でした。
沈丁花(じんちょうげ) Daphneの自己添削
花弁は小さいですが厚みがあるので、その質感を出せる角度を探りました。ピント面の手前に引っ掛けて、奥までギリギリいけた二枚目。しかし背景処理は…。難しいものですね。三枚目の開放は、背景処理はできているように見えますが、グループ奥の花がすでにボケてしまっています。左は空間と見るか?、余っていると見るか?。かろうじて一つボケているので成立していると思いたい。
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