中山道、馬籠宿と落合の石畳

馬籠宿・水車小屋モノトーン21:13

 ゴールデンウィーク最終日の5月6日、下の娘のリクエストで水着で入ることができる温泉&室内プールに行ってきました。中津川温泉クアリゾート湯舟沢でじっくり遊んだ後は、ついでに馬籠宿にも寄ってみようとなりました。

中山道、馬籠宿

 馬籠館本館横の無料駐車場に止め、石畳を上がっていきます。ゴールデンウィーク最終日の16時ということもあってか?、想像していたほどは混んでいませんでした。

馬籠宿・水車小屋

 左に90度折れ、また右に90度折れるところに水車小屋がありました。

馬籠宿・水車小屋

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/125sec、ISO-400、29mm、WB-5550K 2019-05-06

 馬籠宿の代名詞的な水車小屋です。夕方5時前ですが、奇跡的に人のいない画が撮れました。撮って出しの空はほとんど白飛びでしたが、lightroomの現像で、ハイライトを下げることで雲が出てきました。水車部分のアンダーは、シャドーを持ち上げるだけでなく、左からの段階フィルターで2/3段明るくしています。

馬籠宿・防火水槽

 石畳を登っていく途中で何度か見かけた防火水槽。なかなか趣があります。

馬籠宿・防火水槽

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/4、1/125sec、ISO-400、24mm、WB-5800K 2019-05-06

 下の樽には、火乃要鎮、消火器と書かれています。古い町並みで消防車なども入れないような小道です。馬籠自主防災の文字も読めました。
 露出は、絞ったつもりでしたが開放になっていたようです。

馬籠宿・恵盛庵(けいせいあん)

 やや広い道に出たところで、これまた趣のある建物に遭遇しました。

馬籠宿・恵盛庵(けいせいあん)

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/200sec、ISO-320、28mm、WB-6050K 2019-05-06

 恵盛庵(けいせいあん)と言うお蕎麦屋さんのようです。立てかけてある荷車も雰囲気出てます。この画もRAW現像でハイライトを詰め、シャドーを持ち上げています。

馬籠宿・馬籠茶屋

 下る途中、馬籠茶屋を過ぎたあたりです。

馬籠宿・馬籠茶屋

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/125sec、ISO-400、105mm、WB-6250K 2019-05-06

 24105の望遠端側ですが、高低差がうまく出ました。

馬籠宿・下扇屋

 みんなは左のお土産屋さんを散策中。

馬籠宿・下扇屋

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/125sec、ISO-400、24mm、WB-6250K 2019-05-06

 外のベンチや切り株の腰掛もいい感じです。右のラムネもこれからの季節にはありがたい。

馬籠宿・但馬屋

 初代は兵庫県の「但馬の国」の出身とのことで、屋号が但馬屋のようです。

馬籠宿・但馬屋

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/125sec、ISO-400、24mm、WB-6350K 2019-05-06

 いかにも宿場町にある宿と言った感じです。荷車や車輪も雰囲気出ています。

落合の石畳

 馬籠宿を後にし、帰る途中に出てきた落合の石畳の看板。なかなか来ることができない場所なので、少しだけ見ておこうとなりました。

 石畳の入り口付近にある駐車場に車を止め、下る様に行くと途中に説明書きがありました。

落合の石畳・説明

 当時のまま残されているのは、写真の赤い部分三か所のみのようです。

落合の石畳・説明

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/4、1/125sec、ISO-6400、24mm、WB-4900K 2019-05-06

 パースを補正してトリミングしました。この地点が奥側となります。

十曲峠・山のうさぎ茶屋跡

 この状態ですので、営業はされていないと思われます。

十曲峠・山のうさぎ茶屋跡

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/90sec、ISO-6400、24mm、WB-5800K 2019-05-06

 玄関には木曾路を旅する渡世人「中乗り新三」をデザインした絵や、明治天皇の御製(ぎょせい)「さし昇る朝日の如くさわやかにもたもほしきは心なりけり」と、「嵐吹く世にも動くな人心巌に根ざす松の如くに」、などが掲げられていました。尚、「もた、まおしき」が正しいと思われるが、ここには「もたもほしき」となっていました。

十曲峠・山のうさぎ茶屋跡2

中山道の石碑

 入口にある中山道の石碑です。裏には「文化庁 岐阜県中津川市 平成四年三月建立」と刻まれていました。

中山道の石碑

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/90sec、ISO-6400、33mm、WB-5150K 2019-05-06

 この石碑の右部分の石畳は、まさに当時のものが残されている部分だそうで、東海道では箱根とこの落合の二カ所のみとなっているそうです。

中山道、馬籠宿と落合の石畳の自己添削

 中津川の温泉&室内プールのついでではあったが、馬籠宿がこれほど撮影意欲が湧き出てくる場所とは思いませんでした。lightroomでRAW現像するようになってから、モニターの印象だけでなく、ギリギリ白飛びしていない、またはギリギリ黒つぶれしていないのを気にするようになりました。ややシャドーを持ち上げすぎにも感じますが、マイブームですのでそのうち自然に収まってくるものと思われます(笑)。

 尚、トップ画像はGROUP f64を意識した仕上げです。また画角は21:13と変わった比率ですが、フィボナッチから来ています。

馬籠宿・水車小屋モノトーン21:13フィボナッチ

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