尾頭橋WS-古い街並みを訪ねて-

 おっさん写真道主宰の伴貞良さんが、名古屋でワークショップをされると言うので参加してきました。自分に課したテーマは建築としました。

尾頭橋WS-古い建築を訪ねて-

 余分な荷物は添削会場となる金山駅のコインロッカーに預け、JR尾頭橋駅へ。ホームからいきなり鉄分を補給したくなるような物を見つけました。

ビル屋上看板跡

 ん~見事な鉄分。H鋼やCチャンがいい感じ。

屋上看板骨組み

SONY α7Ⅲ SEL70300G
f/8、1/320sec、ISO-100、116mm、2019-04-21

 画面一杯の骨組みにしたかったのと、本日の主役の古い建物をパースを利かさないで撮るために、望遠レンズ縛りにする意気込みでレンズ選択。しかしいきなりのSEL24105Gでも行けてしまいそうな画角でした。

木造倉庫

 事前に調べておいたところを順番に撮影していきます。尾頭橋駅から南に歩いたところにある木造倉庫です。

木造倉庫

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/200sec、ISO-200、105mm、WB-5450K、2019-04-21

 セイラさんに「軟弱者」とはたかれそうですが、レンズ24105になってます。明り取りらしき窓の下にある小箱は何でしょう?。天井であれば湿度調整なんでしょうが。鳩でも出てくるのかな?。

赤い屋根の板塀

 いかにもな感じの赤い屋根の付いた板塀です。

赤い屋根の板塀

SONY α7Ⅲ SEL70300G
f/8、1/320sec、ISO-100、300mm、WB-5750K、2019-04-21

 望遠レンズで圧縮した感じにしましたが、ピント面が…。撮影していて、本当に水準器合ってるのか?、疑いたくなるような…。結局左に少し傾いたか?。それにしてもいい雰囲気の木塀です。

カフェー建築

微妙なアールがつけられたデザインも、カフェー建築の特徴なんだそうです。

カフェー建築

SONY α7Ⅲ SEL70300G
f/8、1/320sec、ISO-100、168mm、WB-5500K、2019-04-21

 二階の壁面がいい雰囲気です。手前の木造建築との差も面白いですね。

洒落た戸袋の家

 板塀もいい感じですが、戸袋のデザインが雰囲気出ています。

洒落た戸袋の家

SONY α7Ⅲ SEL70300G
f/11、1/320sec、ISO-400、93mm、WB-5450K、2019-04-21

 公園の木がかぶってきているので、低めの位置からの撮影。少しシャドーを持ち上げました。

ローと読める木目

 尾頭橋公園から西へ移動したところで見つけた木塀です。

ローと読める木目

SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8 C MMJ
f/8、1/125sec、ISO-800、60mm、WB-4350K 2019-04-21

 これ見つけたらレンズ変えるよね~。ってことでマクロプラナーの出番です。最短までは寄っていませんが、板目の強い縦ラインを入れたくなかったので、板幅150mmくらいを一杯一杯で縦構図。

 伴先生に添削いただき、より節目を中心に寄せつつ、視線を奪いがちな右端の明るい部分を削るため、右と下を少しトリミングしました。ただし右の明るい部分は、黒い部分との対比もあるので、少し残せとの具体的な指示も頂いております。主題の節目にぐっと目線を引き寄せることができました。

一力

 ここも事前調査で撮りたかった一力さんです。ちょうど女将さんと思しきかたが出てきたので、伊勢湾台風のころなどお話を伺うことができました。

一力

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/125sec、ISO-800、99mm、WB-5250K、2019-04-21

 看板の反射を抑えるためにPLフィルターが使えるSEL24105Gに変更。しかし思ったようには抑えることができず。女将さんからは、他にも古い建物の情報を頂きましたので、そちらへ移動。

洋風の明り取り

 一階の外観からは想像できないような二階部分。

洋風の明り取り

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/125sec、ISO-800、105mm、WB-5300K、2019-04-21

 道の対面からだと電線が嫌な位置に入りました。家側の側道に寄っての撮影。この写真も添削にまわしましたが、おそらく一階との対比がないので、その説明がないこの画では、ピンとこないと言うことの様です。

 一階の軒部分に左官仕事でお守り袋のようなものがデザインされていましたが、何故か撮っていない。。上部のGoogle地図から見ることができます。

ブルーの瓦とオレンジの壁

 これも非常に趣のある板壁です。ブルーの瓦にオレンジの土壁が映えます。

ブルーの瓦とオレンジの壁

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/125sec、ISO-400、86mm、WB-5800K、2019-04-21

 門にかぶってきている松もまたいいですよね~。

門の欄間

 近づいて見てみると、何だこれは!と驚く迫力の欄間がお目見え。門ですよね?。

門の欄間

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/125sec、ISO-400、86mm、WB-5800K、2019-04-21

 表札が大きくは入らないような角度からの撮影。本来縦構図で添削に出しましたが、見せたいのはここでしょ?、はい!その欄間です。ってことでこちらもトリミングしました。シャドーももう少し持ち上げました。

人面板壁

 右側に移動すると、これまた思わず二度見するような板壁が…。

人面板壁

SONY α7Ⅲ SEL24105G
f/8、1/125sec、ISO-800、49mm、WB-5500K、2019-04-21

 何枚かに一枚、こういった木目の揃っていない部分があるのですが、人面のようにも見え心を奪われました。

トタン

 非常に味のあるトタンを発見。

トタン

SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8 C MMJ
f/11、1/200sec、ISO-800、60mm、WB-5500K 2019-04-21

 この画は他の参加者や伴先生も撮られていました。めちゃくちゃいい色合いになってます。

尾頭橋WS-古い建築を訪ねて-自己添削

 ネットで事前に調査していたので、概ね撮影したいものは決まっていたのですが、現地に行ってみると思うような構図を得られず…、難しいものですね。画角に説明をどこまで入れるのか、主題と描かれるラインは…、勉強になりました。

 歴史を感じるような建物を見ることができ、非常に楽しいワークショップでした。画角のことも含め、いろいろなことを勉強させていただけました。伴先生ありがとうございました。

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