おっさん写真道犬山支部員(勝手に名乗っているだけ)による写真対決、第十八回のテーマは「コンクリート・アスファルト」でした。今回も参加者は5名ですが、残念ながら期間内に撮影できず辞退が1名出たため、4名で争われました。採点者はその時そこにいた人全員にご協力いただいております。ルールは一枚ずつ出し合っての勝負で、一位に3点、二位に2点、三位に1点。ただし参加者は自分以外の候補に割り振ることとしています。
テーマ「コンクリート・アスファルト」で写真対決
このブログではExifと共に、撮影場所まで公開しておりますが、写真対決は撮影場所は割愛させていただきます。
Aさんの候補作品
Cさんの候補作品
Yさんの候補作品
Iさんの候補作品
タイトル「未提出」
FUJIFILM FinePix HS30EXR
FUJINON 24-720mm F2.8-5.6
f/5、1/1250sec、ISO-100、6mm
結果
コンクリート・アスファルト写真対決の採点は参加者の4名だけでなく他に12名加わりました。ただし参加者は自分以外の作品のみ加点できます。
タイトル「コンクリートジャングル」
SONY α7Ⅲ SEL1224G
f/13、30sec、ISO-100、13mm、WB-4200K
Aさんの作品 計36ポイント
コンクリート・アスファルト対決はAさんの作品が36得点で優勝。採点者の声として、一つだけ別物との声もありました。長秒露光で得る描写は、ある意味人の目を超えてきます。幻想的で被写体力も抜群でした。
タイトル「STEP」
CANON EOS Kiss F
EF-S18-55mm F4.0-5.6IS STM
f/11、1/60sec、ISO-100、37mm
Yさんの作品 計32ポイント
次席にはYさんの作品。コンクリートと言うテーマから、まさにTheコンクリートとも言うべき描写は、採点者の心をつかみました。「テーマからするとこっちかなぁ」と、この作品を一位にする人も多かったです。それゆえに被写体力もあったわけですが、階段だとわからなかった方もいたようです。もう少し引くことで、階段だと分かっても迫力は失われるので難しいところです。
3位は同点でIさんとCさんでした。
Iさんの作品は、猫好きの心を奪いました。「勝手に写真撮ってんじゃねーよ」と言う猫の声が聞こえてきそうです。残暑のイメージからのあえてのハイキーに、コンクリートのテーマを忘れさせない手前の描写だったようですが、ハイキーが似合う描写ではないだけに、もう少しアンダーでも良かったように思います。
Cさんの作品は、これまたTheコンクリートでした。モノクロと思わせつつ実はフルカラーで、その証拠としての下部の雑草でしたが、そこに目がいってしまうのはどうなんでしょう。コンクリートの隙間から生命力あふれる花でも咲いていれば面白かったかもしれません。
次回の写真対決テーマは?
次回のテーマは、第十九回が「モノクロ」、第二十回が「文字」とし、決戦は11月6日(水)です。
細かい規定はありませんがRAW現像はOKとしています。カメラ内で出来るようなエフェクト、HDRもOK。Photoshop等での比較明を含めた合成は、今のところなし。
作品のサイズも自由ですが、採点者に見せるときのモニターは3840×2140の4Kモニターです。今のところ参加者の提出サイズは3:2もしくは4:3ですが、実は16:9が有利?。また今回の縦画角は画面も縦にしましたが、次回からは横のまま表示します。小さく表示されることになります。
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